占いをしていく中で、もっとたくさんの人を占ってみたいと思われる方もいらっしゃいますよね。

タロットカードはカードの持つ意味だけを知っていても鑑定することは難しいです。

様々なスプレッドを知ることはもちろんですが、タロットカードと関係の深い西洋占星術の知識を知っておくことでとても理解しやすくなります。

今回はタロットカード占いと占星術の関係についてお伝えします。

タロットカードの構成について

タロットカードは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の計78枚で構成されています。

大アルカナ1枚1枚には西洋占星術の星座宮(サイン)と感受点(惑星)が関連しています。

そして小アルカナには西洋占星術の4つのエレメントである「火、風、水、土」との関わりが深いとされています。

占星術とは

西洋、東洋にはそれぞれ体系のことなる別の占星術が存在しています。

ここでは、西洋占星術について簡単に説明します。

西洋占星術では、10個の惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)が自分が生まれた時にどこに位置していたかを示す「ホロスコープ」というチャートを作成します。

その際、星の位置を示す座標として使用するのが、よく知られている「12星座(サイン)」です。

このホロスコープを分析し、性格や才能、運命などの基本のパターンを知ることができるとされています。

タロットカードと星座、惑星の対照一覧

「0」愚者(フール)天王星

愚者は可能性を信じる愚か者。それが新しいもの、改革を意味する天王星にシンクロしています。

「1」魔術師(マジシャン)水星

魔術師は0から1を4大元素を使い生み出す者。水星は知識、商売の神ヘルメスから来ています。ヘルメスは魔術師の祖とも言われています。

「2」女教皇(ハイプリエステス)月

女教皇は誠実さと知性の少女。月は感情の移り変わりを表します。ウェイト版では月のイメージはカードの中にしっかりと描かれています。18番目のカードが「月」なので混乱しないようにしてください。

「3」女帝(エンプレス)金星

身ごもった美しい女性。金星は愛と金銭感覚を表します。美の女神ヴィーナスのイメージと女帝が重なります。ウェイト版ではカードの中に金星のマークが描かれています。

「4」皇帝(エンペラー)牡羊座

皇帝はリーダシップを持つ戦場の指揮官。牡羊座は情熱をもって行動していくことを示しています。ウェイト版では玉座に羊の頭の装飾が見えます。

「5」教皇(ハイエロハント)牡牛座

教皇はルールと秩序を教える者。牡牛座は知性と頑固さを表しています。

「6」恋人(ラバーズ)双子座

恋人のカードは信頼関係を意味しています。その信頼関係をもってして二面性を持つ双子座を関連付けています。

「7」戦車(チャリオット)蟹座

戦車は感情をコントロールし進むカード。蟹座は感情的で行動力があるとされています。

「8」力(ストレンクス)獅子座

本当の強さは優しさであることを示すカード。カードにも獅子がはっきりと描かれています。獅子座は人情に厚く大盤振る舞いしてしまいます。

「9」隠者(ハーミット)乙女座

隠者は経験と智慧を持ち導くハイヤーセルフとされています。乙女座は合理化や効率化を求め仕事にも自分にも厳しいと表されています。

「10」運命の輪(ホイルオブフォーチュン)木星

タイミングがあって運命が動き出します。木星の加護を感じながら。

「11」正義(ジャスティス)天秤座

良心に従った行いを説くカード。それは天秤座の中立性を表しています。カードの女神も片手に天秤を持っています。

「12」吊るされた男(ハングマン)海王星

自己犠牲を表すハングマンのカード、海王星の持つ慈悲深さが現れています。

「13」死神(デス)蠍座

死と再生を表す死神のカード。そして、蠍座は破壊力と再生力を併せ持ちます。蠍座の赤い星(アンタレス)にも死のイメージがあります。

「14」節制(テンバランス)射手座

得意分野で勝負しバランスを保つ節制のカード。射手座も誰より自分の得意なことを知り成長しようとします。

「15」悪魔(デビル)山羊座

欲望を表す悪魔のカード。山羊座は内側に強い野心を持ちます。カードに描かれている悪魔のモチーフは山羊です。

「16」塔(タワー)火星

塔は破壊し、リセット、再スタートするカードです。火星の情熱と戦闘力のようです。

「17」星(スター)水瓶座

星はポジティブな発想力、思考の転換、アイディアなどで希望を見出すカード。水瓶座は斬新な発想力を持ちます。描かれた女性も水瓶を持っています。そしてその女性が衣服を脱ぎ捨てているように、それまでの固定観念を脱ぎ捨て新しい価値観を求めるという意味と一致します。

「18」月(ムーン)魚座

感情の移り変わりを表す月、魚座のどんな環境でも対応できるところに似ていますね。

「19」太陽(サン)太陽

太陽は物事が収穫の時期を迎え繁栄する様を表しています。

「20」審判(ジャッジメント)冥王星

審判は気付きによる変容、奇跡を表すカードです。冥王星は生死、始まりと終わりを表します。

「21」世界(ワールド)土星

最期に完成された素晴らしい世界を示すカード、土星は経験を積み重ね培った精神を表します。かつての占星学において、土星は最も遠くにある天体でこの世の果てを表していました。そういった意味でも大アルカナ最後のカードである世界と関連するのも納得がいきます。

多角的な視点で見てみると、解釈も深まります

もちろん、意味であったり解釈は人によって様々です。

ただ、こうして様々な面からタロットや占星術を見てみるととても面白いですね。

自分なりの解釈や意味を感じながら占ってみてください。