タロット占いで「審判」が出たときの相手の気持ちについて見ていきましょう!

復縁や仲直りのお守りがわりにもなると言われる「審判」のカード。

その絵には大天使ミカエルの吹くラッパによって、棺桶から蘇ってきた死者たちの姿が描かれています。
これはキリスト教の聖書に書かれている最後の審判のシーンであり、世界が終わるときに死者たちが蘇り、善い者は永遠の命を得ることができるけれど悪い者は地獄に堕ちる、というふうに仕分けされることを示しています。
「最後の」とついているのは、神は常に人を裁いており、この審判が人間に対して与えられる最後のジャッジメントになるからです。
海は女教皇のカードに描かれていた知性の水が最後に流れ着く場所であり、ありとあらゆる情報の海です。その中で一つの目的に向けて大きな結論が改めてもたらされるのがこのカードの意味になります。

つまりこのカードは、これまでの行いの再評価、それも最後の評価がもたらされることを示したカードということになります。

古典的な意味としては、正位置が「復活、結果が出る、結論が出る、改善する、立ち位置が変わる、更新する」など。
逆位置が、「過去のことへの後悔、行き詰まり、再起不能な結論」など。

一度終わったものにも、もう一度生きるチャンスが与えられる。または今度こそ本当に永遠に失われる。そんな両極端な意味を含んだだカードが「審判」のカードなのです。

「審判」が「相手の気持ち」で出た場合の解釈

そんな審判のカードが、相手の気持ちの部分に出るということはどういうことでしょうか。

「審判」には、先程も書いた通り二通りの段階があります。
一つ目は、死者が「復活」する段階。
二つ目は、「審判」を受ける段階です。
ですからカードの意味も、この二通りを示すことがあります。

よく恋愛系のタロット解説では、失われた愛が戻ってくる、復縁の意味がある、と説明されていますが、それは一つ目の「復活」の意味の方です。

「復活」の意味の方で出た場合は、過去の愛情の再生や復活、仲直りなどを示しますから、相手の気持ちで出た場合も、やり直したいと相手が思っている状態を表します。終わってしまった恋愛に対してやり直すチャンスや、復縁を叶える機会が得られるかもしれません。

ただし、先程も言いましたとおり、このカードは最後の審判を表すカードです。正しい行いをしてきた者にはチャンスが与えられる意味になりますので、ただ相手の連絡を待つのではなく、自分から働きかける努力も必要になってきます。その場合も誠実な態度を心がけていけば、良い方向に進む暗示が出ているということになります。

逆位置で出た場合、復活できずに再起不能な気持ちになる、または過去の未練をいつまでも引きずり続けるような結果になります。

「最後の審判」としての相手の気持ちの意味

このカードは実際のリーディングでは、むしろ二つ目の「最後の審判」の意味を強く示すことの方が多いように思います。
最後の審判の意味で出た場合、結論や結果が出ることを示しますから、「はっきりと決めること」が前面に出てきます。

もし相手の気持ちとして、「最後の審判」としての意味で出れば、正位置の場合は、状況をはっきりさせたいと思っている、白黒つけたいと思っている、清算したいと思っている、などの意味になります。

逆位置の場合は、結論を出せない、曖昧な気持ち、といった意味になります。