初めてタロット占いをする時に最初から78枚すべてのカードを使って占う方はあまりいないかもしれません。最初は大アルカナのみでする方が意味もはっきりしているし初心者向けとも言われています。しかしいずれは小アルカナのカードを使う時だって来るでしょう。この記事では小アルカナの4大スートの一つ、「ソード」についてをご紹介いたします。

まずカードについて

ソードは四大元素の「風」を象徴したもので、どれも剣を象った絵になっています。他のカップや杖も同じで枚数は10枚+ペイジ・ナイト・クイーン・キングの14枚で構成されています。ひとまず一つ一つの意味をご紹介いたします。
エース(1):力での勝利や大きな力、理論などの知性
2:条件ありきの調和、
3:人間関係による悲しみ、撤退、孤独
4:墓や棺、状況の停止
5:堕落、損失、廃止
6:仲介者、得策
7:計画
8:悪い出来事、抑圧された力
9:失意、幻滅
10:苦痛、荒廃
ペイジ:スパイ、監視役
ナイト:怒り、勇ましさ
クイーン:未亡人、悲哀の女性
キング:正義、命令、権力

これらが一般的なカード自体の意味です。この中でも特に「3・6・7・9・10」は重要な意味を持つカードですので別の記事で個別に紹介しようと思います。全体的にあまり良い印象の意味は見当たらず、カードの絵柄と意味を見るだけでも緊迫しており人々が精神的に追い詰められている世界が思い浮かべられます。ここからどのように解釈するかは人によって大きく異なるのですが、今回は全体的なソードについての意味を説明いたします。

恐れる必要のないカード

ソードというと何かしらの困難が待ち受けているようにも見えてしまうと思います。実際描かれた印象ではハートに剣が突き刺さっていたり戦いや緊迫した状況を表している物が多いですが、これには深い意味があるのです。目に見える戦いはもちろんですが、これから損失、病気という試練を乗り越えるために向かい合わなくてはならないヒントを教えようとしています。しかしスプレッドにソードが出た場合は現在の状況があまり思わしくなかったり、近い未来になんらかの問題が起こるかもしれないという事ですので注意や準備が必要です。一枚のカードでは読み取りずらいかもしれませんが、スリーカードなど複数枚つかうスプレッドでしたらその関係性を考えて、対策やそうならないための道を落ち着いて考えられるでしょう。
誰かを占う際にはよく頭の中で整理しないとポロッと悪いことを言ってしまいそうなカードばかりですが、その分頭で物語や意味を膨らませられそうなカードも多いので、質問に合わせその時のインスピレーションを大切にしてくださいね。

さいごに

タロットカードの小アルカナ「ソード」についてご紹介いたしました。全体的にカードの絵を見て考えると、独裁的な世界で今にも大きい戦いが始まってしまいそうな雰囲気で、意味もあまりよろしくない悲しみやネガティブなものが多いですが、それでもそこからヒントを得て状況を打破していくという意味が込められています。どちらにせよ後ろからのスタートになっているので前向きになりづらい結果ではありますが、この問題を乗り越え自身を昇華させるよう努力しましょう。