タロットカードの大アルカナに「力」というカードがありますが、これには一体どのような意味が含まれているのでしょうか。この記事では大アルカナの八番目「力」について、詳しい意味や解釈法をご紹介いたします。

絵を見てわかること

白い服を着た女性がライオンを優しそうに撫でており、ライオンもそれに甘えている様子が見えます。力だけで見ればライオンの方がはるかに上なのに、何故襲わないのでしょうか。よく見ればこの大地は実りや潤いなどが皆無です。他の動物もおそらくいないのでしょう。寂しかったライオンには誰かの優しさが必要だったと思われます。力ある者に力を使って接しようとしたら、牙をむいてしまいます。しかし、本当は誰かと仲良くなりたいライオンは、女性の純粋な優しさに甘えることが出来ました。女性には力は無くても自分の能力ともいえる優しさがあります。頭の上の無限を意味するマークは、自信の表れとも言えます。

詳しい意味や解釈法

「力」とは、物理的な力や圧力ではなく、前向きな気持ちや熱い意思、感情を表しています。問題や障害が立ちはだかってもそれを乗り越えようとする忍耐力や精神力はまさにその人の能力。最後まであきらめないという熱い気持ちを意味したカードですが、これもいき過ぎてしまうと周りが見えなくなりそのまま何が起こったかわからず失敗してしまう事も。
正位置の場合だと、自分の意思を曲げることなく成功させるために最後までやり通す前向きな気持ちを表しています。自分の考えをはっきり言うことで事態が解決したり、燃えるような大恋愛を体験したり、今悩んでいることに目を背けないで克服させたり、大きな夢が現実になっていく様を意味しています。一つ解釈の例をご紹介いたします。穏やかであるが強い意思を秘めています。誰が見てもなかなか打破するのが難しい状況であるかもしれませんが、それでも心を乱さず自分と未来を信じてみましょう。自然な姿には問題を切り開く力があります。という解釈もあります。
逆位置で出た場合、今自分に自信が無くなっていたり悪い思い込みにより、状況が改善されていないということを表しています。過信や自惚れに注意、折角の努力を忍耐力の無さで無駄にする、消極的になってしまいチャンスを逃してしまう、別の欲求や欲望に負けてしまうなどの意味があります。この対処法としては、気を引き締めて目標を見つめなおし、諦めないことが重要です。こちらも解釈例を一つご紹介いたします。どうしても自虐的になってしまったり忍耐力がすり減っている状態で、つい投げやりになっていませんか。辛い時はとにかく落ち込んでたくさん泣いてもよいのです。そして落ち着いた後目標を見直せばきっと少し先の未来は明るいでしょう。という解釈もできます。

さいごに

大アルカナの「力」についてご紹介いたしました。自分の意思をや意見を大事にして、自分を愛することが重要になるカードです。この内容は人間が生きていく上でとても重要なテーマになっていると思います。自分の思い浮かべている夢や目標をもう一度見直して、それに向かう自分の気持ちを再確認するのも問題や障害を解決させる手掛かりになるでしょう。