タロット占いを始めたばかりだとどのカードがどんな意味を持っているかパッと見てもわからないかもしれません。絵柄を見てあからさまに怖い意味を持ってそうな「死神」や「悪魔」は本当に悪いカードなのでしょうか。そこに隠された本当の意味を理解していないと、全てを悪く見て疑心暗鬼になってしまうかもしれません。この記事では不吉なカードと呼ばれているものについて詳しい意味や解釈法をご紹介いたします。

死を連想させる「死神」の意味

大アルカナの13番目・「死神」はおそらくタロットカードをあまり知らない方の中では最悪のイメージがあるのではないでしょうか。しかしこのカードはただ単純に死を表したものではありません。絵柄を見ていただくと白馬に乗った死神と死人、生きている人がいますが、この倒れている人に注目してください。この人は権力や力の象徴である王冠を手放せなかったために生きることが出来ませんでした。対し、祈りを捧げていた司祭は立っており、純粋な心を持つ子どもも生きています。この生きている人たちはこれから川に見える船に乗って新たな世界へと旅立とうとしているのです。絵を読み取る限り死神の持つ意味とは、現状に怒っている問題などをスパっと終わらせることで新しいスタートに立てるということです。確かに終わりを意味するようなカードですが、終わらせられるのではなく、別の道に行くには今を追われ瀬ないといけないというヒントを出していますので悪い意味のカードではありません。確かに出たらドキッとしてしまうかもしれませんが、じっくり意味を読みほどいてリーディングしていきましょう。

「悪魔」のカードが意味すること

実はこの悪魔は恐ろしい魔物というわけではないのです。二人の人間には角と尻尾が生えており、悪魔は人間たちも悪魔のように変身させようとしています。ここで見ていただきたいのが、男女の首には鎖が巻き付けられていますがそれはとても緩く、やろうと思えば抜け出せそうにも見えます。恐らくこの悪魔の正体は「誘惑」です。その魔に呑まれてしまえば角が大きくなり抜け出すことが出来なくなるかもしれません。悪魔の白い羽と緩い鎖が表すことは、この男女への試練もしくは優しさなのではないでしょうか。このカードは裏切り・拘束・誘惑の意味がありますが、カードの絵と他の出たカードの関係性を上手く読み取りましょう。

最悪とも呼ばれるカードは

タロットカードの中には最も不吉と呼ばれるカードが存在します。それは大アルカナの「塔」絵で見ると雷に打たれた二人の人間が落ちている様子が描かれており、死をイメージさせる死神よりはマシなのではと思う方が多いですが、それは大きな間違いです。上記の通り死神は悪いものを断ち切るというような意味がありますが、「塔」はまさに崩壊。今まで築き上げていた物が全て崩れてしまったり、非常につらい困難を意味したカードです。このような予期せぬ出来事は突然起こりうるということを示しているカードでもありますので、このカードが結果に出てきたら要注意です。何事も慎重に、もしくは別の道を探すことも大切です。

さいごに

これらのカードが出たら注意深く読み取っていただきたいです。もしかしたら悪い意味だけではなく、隠されたメッセージがあるかもしれません。怖がらずに対策・解決法を考えていきましょう。