タロット占いと数字の関係

タロット占いは、実は数字がとても大きな意味を持っています。
数字に意味を持たせる代表的な占いと言えばエンジェルナンバーやバースデーナンバーの元になったカバラ数秘ですが、カバラというのは元々、ユダヤ的神秘主義に基づいたオカルティックな実践を広く示すものでした。タロットカードを研究、発展させた歴史的な魔術結社である「黄金の夜明け団」がカバラを積極的に採用したこともあり、タロットカードについてもその思想が色濃く残っています。

タロット占いにおける数字の意味

タロット占いにおける各数字の意味を考えるとき、一つ注意しておくべき点があります。それは、タロットカードはデッキによって絵柄が違うという点です。デッキが変わればその絵に対応した解釈も変わります。カード解釈が変わるということは、数字が示す意味もデッキによって変わるということです。

ですから、ここで言うところの「タロット占いにおける数字の意味」は、あくまでライダーウエイト版を念頭に置いた数字の意味であるということを理解しておきましょう。また、これはあくまで一解釈に過ぎず、理論の数だけ数字の解釈もあることも念頭に置きましょう。

ライダーウエイト版における各数字の意味はは、以下の通りになります。

1:エースカード。大アルカナは魔術師。始まり、意欲、創造性、イマジネーションを示す。

2:カップは調和、ワンドは展望、ソードは均衡、ペンタクルは循環。大アルカナは女教皇。バランスを示す。

3:カップは交流、ワンドは挑戦、ソードは喪失、ペンタクルは才能や技能。大アルカナは女帝。成長や育成を示す。

4:カップは停滞、ワンドは安定、ソードは急速、ペンタクルは保守。大アルカナは皇帝。安定や基盤を示す。

5:カップは損失、ワンドは衝突、ソードは強欲、ペンタクルは逆境を示す。大アルカナは法王。変化、転換を示す。

6:カップは郷愁、ワンドは凱旋、ソードは逃亡、ペンタクルは相応の報酬を示す。大アルカナは恋人。バランスを保つこと、調和することを示す。

7:カップは現実と虚構、ワンドは対決と有利、ソードは計略と裏切り、ペンタクルは努力の結果、大アルカナは戦車。二者の関係性の中で立ち回っていくことを示します。

8:カップは次のステージへの移動と親交、ワンドは急進と障害、ソードは束縛と解放、ペンタクルは訓練、大アルカナは力。ものごとを動かす内なる力強さを示します。

9:カップは満足、ワンドは待機、ソードは悲嘆、ペンタクルは達成、大アルカナは隠者。完成の一歩手前の段階。内省と評価、総括を示します。

10:カップは家族、ワンドは責任、ソードは絶望、ペンタクルは伝統や富、大アルカナは運命の輪を示す。一つのサイクルの完成型を示す。

これに更に、大アルカナであれば22までのナンバーが続きます。11から22までの数は2桁ですが、この解釈にはカバラ数秘の考えを用いるという方法があります。11であれば十の位の数と一の位の数を足して1+1=2で、1と2の要素に照らして考える、12であれば1+2=3で、1と2と3の要素に照らして考えるというやり方です。
カバラ数秘における各数字の意味については、専門のサイトを見れば詳しく知ることができます。一説ということであくまで参考程度ですが、興味があれば調べてみてもよいでしょう。