タロット占いのルーツとは

タロット占いという言葉自体、すでに日本でも知っている方がほとんどなほど、有名になりました。タロット占いとは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の全部で78枚のカードを使用し、カードをシャッフルして占います。その出たカードの偶然性によって、悩みに対するその答えを導き出すというものです。
これほど有名な占いですが、実はタロット占いのルーツを見てみると、最古の記録でも1400年代の前半ごろと、意外と最近できた占いということが分かります。
また、実はまだまだ分かっていないことも多く、そのルーツにも諸説あります。
その中でもよく言われているルーツを紹介します。ルーツを理解することで、よりタロット占いを深く、きちんと扱えるようになります。

初めは占いではなくゲームだった

一番古い記録は、1400年代の前半にまで遡ります。1400年代の前半のイタリアで使用されていたと言われています。
しかし、正式にわかっているものは1484年のものなので、詳しくはいまだに不明です。また、現在のように占いとして使用されていたのか、ただゲームとして使用されていたのかなども不明とされていますが、ゲーム用として使われていたという説の方が強くなっています。
占いとして使用されたというのが正式にわかっているのは、それから300年くらい後になります。

タロット占い確立まで

イタリアから発祥されたとされているタロットは、その後ヨーロッパを中心に各地へ広まっていったとされています。ここからタロット占い確立までに、いくつかの説があります。
例えば、有名な説としてはフランスの作家ジェブランが言うエジプトを起源とするというものです。当時、まだ象形文字の解読もされておらず、ロゼッタストーンの発見もされていませんでした。そのため、ジェブランは古代エジプトの象徴画本ではないかという事を唱えたのです。
もう一つは、フランスの秘思想家レヴィによって言うユダヤを起源とするというものです。理由は、ヘブライ文字のアルファベット22文字と、タロットカードの大アルカナが22枚という点で一致したというところでした。
他にも、ジプシーによって広まったという説や、中国の昔からある占いが形を変えて伝わったという説など、諸説存在します。しかし、この2点が有名な説になります。しかし、象形文字の解読やロゼッタストーンの発見によって、現在では前者を言う人は減り、後者の説を言う人の方が多くなっています。

タロット占いが有名になるまで

19世紀にニューエイジと呼ばれる、アメリカで発祥した宗教思想が現れたのが、さらにタロット占いが有名になったきっかけにもなりました。ニューエイジは、スピリチュアリズムや神智学を源にした思想であり運動です。
これによってスピリチュアルブームが起き、タロットを占いやカウンセリングに活用するなど、様々な形で使用されました。この動きが、タロット占いを一躍有名にしました。
日本にも1970年代ごろから徐々にタロット占いが行われていき、現在では一般的にも使用され、書籍やセミナー、カウンセリングなども開かれるようになりました。
まだまだ、タロット占いのルーツについては不明点が多いですが、そのファンは今でも増え続けています。