タロット占いといえば、もう何百年も前から世界中で遊ばれていたというイメージがあります。作られた国によってカードの番号が変わっていたり、大アルカナの「魔術師」が「奇術師」と表記されていたりと多くの違いがあります。この記事では、タロット占いやタロットカードの歴史、発祥についてをご紹介いたします。

タロットカードが作られたのはいつの時代か

実はタロットカードの起源には多くの説があり、明確なことはあまり証明されていないのです。タロットカードが確認できた最古の時代は、1400年代のイタリアという説が今のところ有力です。恐らく占いではなくゲーム用に使われていた物であり、ここから「ヒストリカル・タロット」というものがどんどん作られていきました。この時代のタロットカードは占いに使われることは無かったようです。
そしてやっとタロットが占いとして確立した時代というのが300年以上たった1700年代です。これを「エソテリカル・タロット」とよび、この辺の時代からイタリアからフランス、そしてドイツやスイスを中心にどんどん広まっていきました。

今のように慕われ始めたのは

タロットカードが今のように多くの人に知られるようになったきっかけは、1970年から80年代にかけての「ニューエイジ」と呼ばれた思想により英米で爆発的に広まりました。自己表現や自己啓発についてをスピリチュアルなものからヒントを得ようとしていたのでしょうか。ここからタロットカードをゲームに使うのではなく、心理カウンセリングのような道具として使うのが主流になりました。実はその前からもタロットカードの熱いファンたちの中では占いとして使われていました。それをもっと多くの人に知ってもらいたいとわかりやすく改良を進めていって世に多くだされたそうです。このタロットカードを「モダン・タロット」と呼びます。
今はタロットカードといえば占いという認識がありますから、すこし不思議な気持ちになりますね。日本でも1970年代からはタロットに関する多くの本が出版され、占いが好きな女子たちはタロット占いにのめり込む人が多かったようです。この時代のタロットカードを「トランスフォーメーション・タロット」と呼ぶようになりました。

中にはこんな説も

タロットカードはエジプト発祥であるという説もありますが、これは17世紀の終わりごろにフランスで出た本の中に「タロットカードとはトートの書そのものだ」という説がかかれていたことから始まりました。トートとは古代エジプトの知恵をつかさどる神です。エジプトには古代図書館があってそこには占星術や医学、魔術書などありとあらゆる書籍が置かれていますが、そこにトートの像は建てられています。トートの書というもの自体があるわけではなく、図書館全ての本を集めた知識がタロットカードという認識で良いと思いますが、それを信じての説だったのでしょう。そう自信満々に言われてしまえば信じてしまうかもしれませんね。

さいごに

タロットカードといえば大昔から作られていたイメージがありましたが、庶民に広まったのは最近の事だったのですね。このような歴史について知ると、タロットカードをもっと好きになれる気がします。今では多くの柄もあり親しみやすいので、是非この機会にお気に入りのタロットカードを見つけて占いにチャレンジしてみていただきたいです。