「環境を変えたい」「もっと通勤に便利なところに移りたい」など、引っ越しを考える理由は様々です。
新たな環境での暮らしはワクワクしますが、同時に不安や心配もやはりあると思います。
そんな時におすすめのスプレッドを紹介します。
引っ越しをするかしないかで迷っている時
そんな時には「二者択一スプレッド」をおすすめします。
「二者択一スプレッドとは?」
2つの内どちらを選べば良いか行き詰まった時に、どちらを選べば良いかという事だけではなく、2つの事柄に対して、それぞれの状況の流れや結果を見ることができるスプレッドです。
「引っ越しをする」「引っ越しをしない」という2つの事柄であったり、「こちらの物件」「あちらの物件」など引っ越しに際し2つの事柄で迷っている時におすすめです。
「展開方法」
2つの事柄をまずAとBとします。
カードをしっかりシャッフルし、その後カットし一つの山にします。
その山を左手で持ち、カードの山の上から順にカードを取り裏返したまま置いていきます。
1枚目を場の中央下方に置きます。
2枚めは1枚目の斜め左上に置きます。
3枚目は2枚目の斜め左上に置きます。
4枚目は1枚目の斜め右上に置きます。
5枚目は4枚目の斜め右上に置きます。
6枚目は1枚目の上方に置きます。
「カードの配置と意味」
数字は並べた順になります。
1.現在の状況や気持ち
2.Aを選んだ場合の未来
3.Aを選んだ場合の結果
4.Bを選んだ場合の未来
5.Bを選んだ場合の結果
6.アドバイス
「リーディングのポイント」
例えばAとBの片方が良いカードだった場合、それを必ず選ばないと不幸になるということではなく、片方がスムーズで、片方がハードな場合が多いということが多いです。本人がどちらを選ぶかは自由で、もしハードだとされる方を選んでも、「どうすれば良くなるか、何を大切にすべきか」のヒントをメッセージから受け取り進むことが大切です。
両方が困難な結果だとすると、6枚目のアドバイスを意識して読み取ると進む先のヒントになります。
両方良かった場合も、より良く進むために6枚目は大切に読み取るようにしてください。
引っ越しをしたらどうなる?不安や迷いがある場合
引っ越しをした先のことが不安な場合には、万能スプレッド「ケルト十字スプレッド」をおすすめします。
「ケルト十字スプレッドとは?」
10枚のカードを使用し、問題を深く掘り下げて読み解きます。自分でも気づかない潜在意識の問題や、願望、恐れなど、問題の本質を読み解くスプレッドです。
「展開方法」
心を静かに質問を思い浮かべながらシャッフルし、カードをカットします。
1.場の中央に1枚目を置きます。
2.1枚目にクロスするように2枚目を重ねて置きます。
3.1枚目の上方に3枚目を置きます。
4.1枚目の下方に4枚目を置きます。
5.1枚目の右隣に5枚目を置きます。
6.1枚目の左隣に6枚目を置きます。
この十字の右側に7枚目から10枚目を下から順に縦に並べます。
これでスプレッドは完成しました。
「カードの配置と意味」
1.「現在」
今の状況、自分が思うより客観的な相関関係や本質的な問題を示しています。
2.「試練、救い」
良いカードであれば、この問題の救いを表し、悪いカードであれば、この問題の試練を表しています。援助を表していることもあります。
3.「目的」
目的と方向性を示しています。
4.「原因」
不安や迷いの本当の理由を表しています。潜在的にその問題がどのような意味があるかということも表しています。
5.「過去」
過去の事情が現在の問題や迷いに繋がっていると考えられます。
6.「近未来」
現状のまま進んだ場合の近い将来を表しています。
7.「自分」
自分でも自覚できていない潜在意識にある願望や、周辺の変化について現状どうであるかを表しています。
8.「環境、状況」
自分に関わる周囲の状況や、周囲の人のことを表しています。
9.「障害」
願望や夢が成就するために、どういった障害を乗り越えなければならないかを示しています。
「試練」と一緒に「対策」を考えるカードになります。
10.「結果」
願望や希望が叶うか、総合的にうまくいきそうか、などの結果を表しています。半年先の自分の心理を暗示しているとも言われます。
「リーディングのポイント」
漠然とした不安よりも、何が心配か具体的に問いかけると、より答えが読み取りやすいです。
カードの1枚だけでは分かりづらい時は周囲のカードの出方もよく見てみてください。同じ数字や同じ属性のカードが何枚も出ていたり、人物カードが沢山出ている場合は注意して読み取るようにしてください。
質問にあわせてスプレッドを選びましょう
いかがでしたか?
新しい環境への一歩に不安はつきものです。タロットカードからのメッセージがその一歩を手助けしてくれるものとなれば良いですね。
ぜひ、一度占ってみてください。