タロット、占星術、数秘術の3つの占いは、西洋系占いの三種の神器とも言われます。

それぞれ別のものですが、これらは密接に繋がり結びついています。

とくに、カバラ数秘術など数秘術は占いの基本ともされています。

古代より、数字には意味があると考えられてきました。各時代の権力者はそのあまりの的中率の高さから門外不出の秘儀としてある一部の民族によって守り伝えられてきました。

タロットカードはすべてのカードに数字が付いているので、数字の持つ意味を知るということは、タロットカードをリーディングする上でとても大切なことです。

今回はタロットカードの数字の意味についてお伝えします。

タロットカードについている数字とは?

大アルカナは0の「愚者」から始まって、21の「世界」まで数字が付いています。

小アルカナにも1から10までの数字がついています。

各スートのコートカードには数字は直接ついていないのでわかり難いかもしれませんが、キングは「1」、クィーンは「2」、ナイトは「3」、ペイジは「4」という風に、1から4までの数字が当てられています。

それでは数字の持つそれぞれの意味を紹介していきます。

1.始まり、進展への欲求

数字の最初である1(エース)は生まれたてのエネルギーです。すべての始まりを示す数字です。

今ある世界を壊し、進展、進歩など次のステージに向け行動を起こすための潜在的な欲求と力を備えています。

新たな事を生み出すためにはパワー、欲望、情熱が必要です。1にはその力が備わっています。

情熱と欲望の強い力がある反面、時にその力は抑制が効かず不安定になる事もあります。

また全てをまとめるという意味で、統一、統合の性質も持ち合わせています。

2.調和、進歩、協力

2は二元論の元となる数字です。1つだったものが2つに分かれ、男と女、陰と陽など異なる2つの性質が生ずることを示す数です。

1が個人であったのに対し、2は他者との協力や調和を表しています。

1が能動的で突き進む男性原理に対して、2は受動的性質で包容力やバランスを保とうとする女性原理を表しています。

2はリーダーや統治者ではなく、協力者です。他者と協力しながら緩やかに、だけど広範囲に進展していくことを示す数字です。

3.完結、創造性、発展

3は創造活動の展開の数字です。調和、安定、三位一体、三種の神器など、安定の中に変化の可能性を含む数字です。

完成、完璧なものを表す数字としても知られ、生まれ、進歩し、ここで1つの経過の完了を意味します。

1つの区切りとすると、自ずと次のステージへ移行する時でもあります。1が「生まれる」という新たな出発であることに対し、3の出発はそれまでに築き上げたものの発展を表します。

プラスとマイナスに加えて、第三の動きが加わったことで初めて現実的な創造活動が始まり、さらなる発展があります。

4.安定、建設、物質世界の完成

4は物質世界の安定を表しています。東西南北の四方位、四元素(火、風、水、土)、四季、喜怒哀楽の基本的感情も4です。現実世界を創造する基礎となる数字です。

しかし、それゆえに制約的な数字とも考えることができます。発展や創造よりも、この完成された世界を維持する努力が必要となります。ゴールの為の努力ではなく、継続する為の地道な努力といったイメージです。

この数字は、物質世界のバランスを保つ為に必要な、ひたむきな努力と現実的な視野、忍耐力を持っています。

5.変化、進歩的、革新的

5は変化と自由、行動力、直観力などを象徴する数字です。人間は五感を持ち、五体から成り、5本の指を持っています。2の女性性、3の男性性が統合された「人間」そのものを表す数字ともされています。

そして、5の数字は火星とも関係のある数字です。火星は占星術では勇気や大胆無敵の惑星という位置付けです。同時に怒りや争いの象徴でもあります。

そのため周囲との調和の難しい数字です。そして、周囲への影響力もある数字だと言われています。

5は、4の抱える規制や束縛からの解放の数字ともされるので、劇的な変化に耐えうる知性と機転を持ち合わせています。

五芒星や五角形などのシンボルに象徴されるように、神秘的な呪力や霊感なども暗示しています。

次の記事で6から10までの数字についてもお伝えします。