貧しいなりをした親子が、疲れ果てた様子で歩いています。正位置・逆位置とも、貧困や経済的困難を表し、ペンタクルの中でも最も悪い金運を暗示するカードです。ただ、親子が前を通り過ぎる家の中には、5枚の金貨が隠されているのですが、二人はそれに気づかない様子です。

正位置

貧困や物質的欠乏を表します。また、健康に問題が出て来たリ、孤立を暗示する場合もあります。

・恋愛において

恋人やパートナーとの金銭感覚の違いから、感情の不和が生まれます。また、失業や借金を抱えたりすることが原因で、別れに至るかもしれません。相手が趣味のサークルで出会った人だったり、共通の仲間が多い場合には、その別れとともに他の友人とも疎遠になり、孤独を感じるようになります。

・仕事において

収入が減ったり、リストラに合う可能性があります。また、過労や仕事のストレスが原因で健康を損なうかもしれません。求職中の場合は、なかなか採用に至りません。フリーランスの人は、クライアントの倒産により、報酬が支払われなくなる可能性があるので、終わった仕事の報酬はなるべく早く回収するようにしましょう。

・金運

予想外の出費が重なったり、入って来る予定のお金が入って来ないことにより、経済的困難に見舞われます。車、情報家電など、高価なものを購入する場合は、本当にそれが今、必要かどうか、よく考え、先延ばしできるものは、先延ばしした方がいいでしょう。

逆位置

(基本の説明)

貧困や経済的困難が発端となり、それが精神に悪い影響を与え、心が蝕まれて行きます。生活が乱れたり、精神的に行き詰まったり、孤独に陥ったり、鬱状態になる可能性もあります。

・恋愛において

金銭トラブルが原因で、恋人やパートナーと別れる可能性があります。別れのショックは思いのほか強く、精神的なダメージを受け、鬱状態に陥ってしまうかもしれません。また、結婚詐欺に遭ったり、新しくできた恋人に借金を申し込まれたりする可能性があるので、気をつけてください。

・仕事において

リストラに合ったり、勤めている会社が倒産する可能性があります。また、仮に自分がリストラに合わなくても、人員削減のせいで、仕事が急に増え、そのせいで、心身の健康を損なう恐れがあります。

・金運

泥棒やスリに合ったりする可能性があります。また、クレジットカードの利用し過ぎにも注意してください。中には自己破産する人もいるでしょう。金銭トラブルで、友人が離れてしまう暗示もあります。お金だけではなく、人からの信用も失い、孤立してしまうかもしれません。

まとめ

お金のトラブルに巻き込まれたり、貧困状態に陥ったり、さらにはそれが原因で、心身のバランスまで崩してしまう、不吉なカードです。ただ、このカードに描かれている親子は、気づいていませんが、家の中には、金貨が隠されています。つまり、この経済的困難から抜け出るためのチャンスが目の前にあり、助けの手を差し伸べている人がまもなく現れることを暗示しているのです。困難の渦中では、永遠に抜け出せないのでは、という失望に襲われますが、夜明け前が一番暗い、と言いますが、この不運の時期を乗り切れば、明るい未来が待っているかもしれません。