タロットカードで占いをする際に基本になるのが、タロットカードのシャッフルカットです。

ほとんどの占いにおいて必要になる動作なので、必ず覚えるようにしましょう。

カードのシャッフルやカットの方法と、その他やっておいたほうが良い準備についてご紹介します。

タロットカード占いの準備

タロットカード占いを始める前に、場を整える必要があります。

場を整えるというのは、タロットカードを広げるための布マットやクロスを敷くことです。

場を整えることで、カードを保護する同時にカードのパワーを強めることができます。

布マットやクロスは他のものとは区別し、専用のものを用意するようにしましょう。

タロットカードのシャッフルのやり方

カードをシャッフルすることで、カードのパワーを強めることができます。

しっかりシャッフルすると、それだけカードが浄化されてパワーが強くなっていくので、しっかりとシャッフルするようにしましょう。

ここでは最も一般的なシャッフルのやり方をご紹介します。

動作はゆっくりと丁寧に、呼吸を整えながら静かに行います。

タロット占い

①タロットカードを広げる

カードの山を伏せて場の中央に置きます。

利き手を右からスライドさせるようにして、山を崩します。

②カードを混ぜる

両手でカードをぐるぐると回すようにして、大きくゆっくりとかき混ぜます。

このとき、急がず落ち着いて意識を集中させることが大切です。

③カードをまとめる

十分混ざったと思ったら、両手でカードを中心に集め、1つの山にまとめます。

④カードの山を立て向きに置く

まとめたカードの山を場の中心に、自分から見て縦になるように置きます。

カードの正位置、逆位置はここで決まることになります。

⑤カードを切る

カードの山から何枚か1つかみにして山の横に置きます。

もう片方の手でも同じようにつかんで、反対側の横に置きます。

3つに分かれた山を順番を変えてもう1度重ね、1つの山に戻します。

この動作を何回か繰り返します。

この動作をカードを切るといいます。

切る回数は自分が十分だと思うまでで良いですが、スプレッドやオラクルによっては回数が決まっていることもあります。

タロットカードのカットのやり方

シャッフルが終わったら、さらにカードが良く混ざるようにカットを行います。

分ける山の数や繰り返す回数は人によって異なりますが、一例として基本的な動作をご紹介します。

①カードを3つの山に分ける

左手を使って、カードの山を3つに等分します。

このとき、もとの山の左側に置いていくようにします。

②カードを重ねる

まず、一番右側の山を真ん中の山の上に重ねます。

次にその重ねた山を左側の残った山の上に重ねます。

③3回繰り返す

①~②の手順を3回繰り返します。

繰り返す回数は占い師によって異なる場合があるので、3回以外の回数で行うこともできます。

タロットカード占いが終わったらソーティングをする

タロットカードを使い終わったら、ソーティングをします。

ソーティングとは、78枚のタロットカードを順番通りに並べなおすことです。

ソーティングを行うことで、カードの浄化能力を高め、パワーを持続させる働きがあります。

ソーティングには決められた方法はありませんが、タロットカードをいつも同じ順番にしておくために、必ず行うようにしましょう。