オラクルとは『神のお告げ』という意味があり、1~3枚のカードからメッセージを得て占う1枚引きの方法です。
使うカードの種類もいくつかありますが、ここでは大アルカナ22枚から1枚のカードを引いて占うワンカード・オラクルについて説明します。
ワンカード・オラクル
1枚のカードを引いてその日の運勢を占います。
できるだけ朝、1日の始まりに占います。
初心者は、リーディングに慣れてコツをつかむためにも、まずはワンカード・オラクルに挑戦することをお勧めします。
ワンカード・オラクルの占い方
①大アルカナ22枚のカードをよくシャッフルします。
②その日の日付の数字を西暦からすべて1桁になるまで足します。
例)2017年1月1日の場合…2+0+1+7+1+1=12 → 1+2=3 「3」
③②で出した数字の数だけカードを切ります。
④カードを縦の向きで机または手のひらに乗せ、上から2で出た数の順番(3なら上から3番目)のカードを引き、めくります。
このようにして選んだカードでリーディングを行います。
タロットカード占い上達のためのポイント
カードを記録する
その日にでたカード、自分なりのリーディング結果などは、メモをとって記録しておきましょう。
1日を振り返って、カードの結果にそぐわなかった場合も、どのように感じたのか記録しておくと能力が磨かれます。
あとになって、本当の意味に気づくこともあるかもしれません。
幸福につながるようにリーディングする
嬉しくない、歓迎できない意味のカードが現れることもあります。
しかし、気にしすぎたり「ダメな日だ」と決めつけたりするのではなく、「自分がどうするべきか考える手がかり」だと考えるようにしましょう。
良くない結果が出たときも、自分がどう備えて何をしたら良いかを考えましょう。
自分なりのリーディングをする
サンプルリーディングというものもありますが、それはあくまで例えであって、すべての人に当てはまるものではありません。
同じカードでも人や場面によって意味は変わります。その人の心境や立場によっても、引いたタロットカードの意味合いは変わってくるのです。
書籍やこのサイトの各カードの紹介を参考に、自分なりの解釈でリーディングをしてみましょう。
そうすることで、リーディングの能力も磨かれていき、上達も早くなるはずです。
具体的な質問をしてみる
毎日の運勢を占うのに慣れてきたら、具体的な質問に挑戦してみましょう。
例えば、「今日出かけるときに気をつけることは?」「今日の打ち合わせで注意するポイントは?」「今日のデートでどこに行くといい?」などです。
出たカードの意味を読みとって参考にしながら、その日の行動や場面を想像しましょう。
もし、納得のいかない結果がでても、引き直すことはせずに結果を受け入れるようにしましょう。
実際にリーディングに挑戦する
実際に、出たカードの意味を読み取ってみましょう。
最初は分からなくても、日々繰り返すことで、自分なりの解釈ができるようになります。
それぞれのカードの意味を参考に、実際に占ってみましょう。