あたなの生年月日とタロット占いの関係性について

タロット占いと数字との間には、密接な関係性があります。
元々タロットは、17世紀にヨーロッパで発展した神秘学の考えを多く取り入れて作られたマジックアイテムです。神秘学では数字に関する呪術的な意味も研究されており、タロットカードはカバラ数秘などの意味も含めて成立したものになります。
このことを生かして、生年月日とタロットカードを結びつけ、自分個人のタロットカードを見つける方法があります。
それでは、自分の生年月日にあてはまるタロットカードはどれになるのでしょうか。

自分の星座と対応するタロットカード

タロットカードには、星座の要素が至る所に組み込まれています。
このことから、自分の星座に対応するタロットを見つけることができます。
一つの星座に一つのタロットという対応ではなく、また二つの星座の意味を含んだカードもあります。人によってどの面が強く出るかは異なりますので、自分にとって一番しっくり来るものを選ぶと良いでしょう。

牡羊座:皇帝、塔
牡牛座:法王、女帝
双子座:魔術師、恋人
蟹座:女教皇、戦車、月
獅子座:太陽、力
乙女座:隠者、魔術師
天秤座:女帝、正義
蠍座:死神、審判
射手座:運命の輪、節制
山羊座:世界、悪魔
水瓶座:愚者、星
魚座:吊された男、月

バースデーナンバーとタロットカードとの関係

バースデーナンバーはカバラ数秘の考えを元にする占いです。人は誰でも自分の誕生日数を持っていて、その数によって性格や生き方が変わってくるというものです。運命数とも呼ばれます。
バースデーナンバーの導き出し方は簡単です。生年月日に含まれる数字をすべて一桁の数と考えて足し合わせ、できた複数桁の数もやはりすべてを一桁の数と考えて足し合わせます。
具体的には、たとえば1984年12月3日生まれだった場合、1+9+8+4+1+2+3=28、2+8=10、1+0=1、ということで、バースデーナンバーは1ということになります。
ただし、足し合わせた数が途中で11もしくは22になるときだけは例外で、この場合はこの数になった時点で計算をストップします。
各数に対応したタロットカードは以下のようになります。

1:魔術師、運命の輪
2:女教皇、太陽
3:女帝、吊された男、審判
4:皇帝、死神
5:法王、節制
6:恋人、悪魔
7:戦車、塔
8:正義、星
9:隠者、月
11:力
22:世界

これは、良い面ばかりが反映されるわけではありません。各カードが持つネガティブな面も含んでの対応です。
例えば「5」の数は、カバラ数秘で言えば軽快で活動的な変化を愛する天王星の象意のような人物像ですので、法王や節制といった落ち着いたカードが対応するというのはピンと来ないかもしれません。しかし、法王や節制が落ち着いた節度あるイメージであるのはあくまで正位置の時の話です。逆位置になると法王は「独創的、奇抜、新しいこと」といったカバラ数秘における「5」の性質そのものの意味に、節制は「行きすぎた行動、極端さ、節度のなさ、短気」といった、「5」の数が持つネガティブ面を示す意味になります。
バースデーナンバーについてはカバラ数秘について説明しているサイトで調べれば分かりますが、一見数字の性質とカードの性質が違っているような気がする場合には、このように正位置、逆位置の意味を合わせて考えてみると良いでしょう。