タロット占いと四柱推命の違い

どちらも同じ占いなのではと括られがちですが、実は全く異なった意味を持つのです。歴史的にも違いますし、タロット占いは占い、四柱推命は統計学になります。今回はその違いと、両方の強みについてをご紹介していきます。
どちらが長けているというわけではなく、どちらも違う面を持っているので、両方行うことで具体的に悩みの解決方法が見つかるはずです。簡単に言えば、タロット占いは側近の未来に対してどう動けばいいか、四柱推命は、自分の性格からして向いていることなどが分かるようになっています。自分が今どういった悩みを持っているのか、ということを意識して、どちらで見てもらうかを考えてみましょう。

タロット占いについて

・歴史
詳しい歴史に関しては、まだ謎な面も多いタロット占いですが、初めはゲームとして使用されていたと言われています。その時には、まだタロット占いのようなものとして扱われていました。
それから、どのような形でタロットが確立していったのかに関しては諸説あり、未だに判明はしていません。
その後、確立してからは19世紀に宗教思想が強くなったのをきっかけに、爆発的に有名になりました。
・占い方
大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の全部で78枚のカードを使用し、カードをシャッフルして占います。その出たカードの偶然性によって、悩みに対するその答えを導き出すというものです。
その悩みに合わせてスプレッドという展開方法を変えることで、様々な問題を解決する糸口を出してくれます。
・強み
曖昧なものでも占うことが出来るため、無意識の自分に気づくきっかけなどに良いでしょう。また、本日の運気なども気軽に占えます。
・弱み
人によって読み方が変わります。そのカードをどのように読み取って答えを出すかというセンスが必要です。
また、近い未来を占うものなので、何年も先のことを聞きたい場合には四柱推命などの方が良いでしょう。

四柱推命について

・歴史
四柱推命は、今から1500年以上も前に古代中国で編み出されたものです。的中率が高いことから、中国では政治でもよく使われていたようです。帝王のある日に王子を産ませることから、帝王切開という言葉が出来たくらいです。十干、十二支、五行などの要素を持っています。
・占い方
主に生年月日を元に占いをしていきます。
年、月、日、そして生まれた時間の四本柱を使って、その人の持っている才能や、向いている仕事、好きなタイプや苦手な事など、様々なことが分かってきます。四柱推命は、占いというよりは、ビックデータをもとに作られた数式から出てきた計算式と言えるでしょう。
※見たいことによっては生まれた時間を出さない場合も多くあります
・強み
自分や周りの運気のバイオリズムを知ることで、いつが勝負時なのか、どういったことをすれば自分は幸せなのかなどが出てきます。
また、その人の持つ体質など、動かないものが多いので、一回知るだけでもかなり長く意識することが出来ます。
・弱み
生年月日が必要になるため、人を見ることしかできません。無機物なものや、ギャンブルの結果などは出せないので、その場合はタロット占いなどの方が向いています。