タロット占いはどれくらいの頻度で占えば良いか?

タロット占いの頻度については、気になる方が多いのではないでしょうか。

タロット占いは、1回の質問に対して、短い期間で何度も占ってはいけないと言われています。
これはタロットに近い占い方法を取っている易占いにも言われることで、「易経」には、「初筮には告ぐ。再三すれば涜(けが)る。涜るれば出ず」と書かれています。
これはどういうことかというと、「1回目に出た答えは真の答えを告げてる、何度もすれば汚れ、汚れれば正しい答えは出ない」という意味です。

タロットカードもまったく同じで、何度も同じ内容や似たような内容で占っていると、カードが疲弊し、正しい答えを出してくれなくなるのです。
カードがストライキを起こす、というふうに表現する人もいます。

実際のカードであっても自動占いであってもまったく同じで、同じような内容で占えば占うほど、的中率は落ちていきます。
それだけならまだしも、たいていの場合、結果はどんどん悪くなっていき、占っている人自身の心も疲弊してしまいます。

具体的にどれくらいの頻度で占えばいいか?

タロットに関するサイトを見ると、様々なことが書いています。
二週間たったら大丈夫、一ヶ月たったら大丈夫、状況が変わったらいつでも大丈夫…などなど。

経験則的には、「状況が変わったらいつでも大丈夫」というのが一番近いと思います。逆に、状況が変わっていなければ一ヶ月たっても占わない方が良いでしょう。

また、実際の(現実の)タロットカードは浄化ができますが、自動占いのカードは浄化ができません。何度も占ってカードが機嫌を損ねてしまえば、同じ問題どころか、あなたの問いかけには二度ときちんと答えてくれなくなってしまうかもしれません。
自動タロットで正しい結果が得られなくなってしまった場合は、他のサイトの自動占いを探すしかありません。

そのためにも、一回の質問についてよく考えて、全身全霊をこめて占う姿勢が大切です。カードの解釈に困ってももう一度占うことがないように、的確な答えを得やすい質問を投げかけましょう。

また、実際のカードについての浄化方法も記しておきます。

カードの浄化方法

一般的なものは、乾燥したホワイトセージを焚き、その煙にカードをくぐらせる方法です。
ホワイトセージは浄化力が高いため、さっとくぐらせる程度でも大丈夫ですよ。
くぐらせる際には、始めに表側、次に裏側、と一枚ずつ行います。
このとき、貝殻を器にすることで、「火」、「水(貝殻が属すもの)」、「風(煙が属すもの)」、「地(セージが属すもの)」という四元素が揃い、儀式としてよりクオリティが上がると言われています。

そうでない場合は、一晩の間、水晶のさざれ石の上にカードを乗せておくか、カードの上に水晶のさざれ石を乗せておくという方法もあります。
満月の晩に月光浴をさせるともっと良いのですが、冬場は結露する恐れがあるので慎重に行いましょう。
水晶自体の浄化は、流水にしばらくさらせば浄化されます。
本当は湧き水が最適ですが、水道水でも構いません。

また、水晶の代わりに塩を用いる方法もあります。

更に、カードが特に疲弊していると感じたときには、カードを大地に埋める浄化方法もあります。
カードが汚れないようにビニール袋などに入れ、大地に埋めて7日間(または新月~満月まで)待って掘り出します。

自分自身の恋愛や仕事の問題についてなど、ドロドロした悩みについて占った時は、使い終わるたびに浄化しておいたほうが正しい結果が出ると言われます。